第31回 午後 問144

科目:専門科目

「32 歳の男性。頸が太くいかり肩。主訴は右上肢痛。患者坐位で右橈骨動脈を触知し、頸部を後屈・右回旋させ、深く息を吸ったところで動脈拍動が減弱した。」

追加で行ったモーレイテストは陽性、エデンテストは陰性であった。原因となる筋の緊張緩和を目的に母指圧迫を行う場合、局所治療穴として最も適切なのはどれか。

  1. 1完骨
  2. 2中府
  3. 3扶突正答
  4. 4兪府

正答 3

解説

**扶突(ふとつ、LI18、手の陽明大腸経)** ・部位:前頸部で、喉頭隆起の高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間 ・取穴法:まず喉頭隆起の高さを定め、同じ高さで胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間に取る ・所属経絡:手の陽明大腸経 モーレイテスト陽性は鎖骨上窩の圧迫で症状が再現されることを示し、エデンテスト陰性とあわせて、原因は斜角筋の緊張による斜角筋症候群である。この筋の緊張を緩める局所治療穴として、頸の側面の扶突を母指で圧迫する。中府と兪府は鎖骨の下方、完骨は乳様突起の後下方にあり、斜角筋の部位から離れている。
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出典:第31回あん摩マッサージ指圧師国家試験(公益財団法人 東洋療法研修試験財団)。解説は本アプリのオリジナル

問題と正答は公益財団法人 東洋療法研修試験財団の公表資料をもとに、表示用に体裁を整えて掲載しています(内容は変えていません)。解説は本アプリのオリジナルで、財団が作成・公表したものではありません。